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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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首相、核は認められないと発言を撤回 (パプアニューギニア)

PNGのマラペ首相は、日本が提案している原子力発電所の処理水の太平洋への放出を支持する自らの見解を撤回した。マラぺ首相は当初、日本の方針に対する支持を表明していたが、13日の国会でNamah議員からこの件について質問されたマラペ首相は、官邸からの声明は「事実誤認」であると述べた。「私の発言は、(日本が)核廃棄物を排出することを単独承認するものではないという意味において、誤った、あるいは見当違いなものだった。PNGの立場に変わりはない。」と述べた。「未検査の、安全でない核廃棄物を私たちの水域に排出することは、PNGや太平洋の水域で我々が望んでることでは無い。日本が計画を進めることができるのは、"テストがすべてのグローバルスタンダードと要件を満たしている場合 "に限られる。」とも述べた。

一方パラオのウィップス大統領は11日、福島の現場を視察した後、福島県知事との会談において日本に対し、廃炉プロセスの透明性を高めるよう求めた。太平洋諸島フォーラムは、処理水海洋放出をめぐり、日本政府との対話を続けている。国際原子力機関(IAEA)は、この問題に関する報告書を発表する予定である。(Radio New Zealand/JUN16, 2023)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/492109/nuclear-not-allowed-png-s-marape-backtracks-on-comments