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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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フィジー首相、キリバスの太平洋諸島フォーラムへの再加盟を表明(太平洋諸島)

キリバスが太平洋諸島フォーラムに復帰すると報じられた。フォーラム議長であるフィジーのランブカ首相は、キリバスのマアマウ大統領からこの意向を確認する書簡を受け取ったと述べた。

ランブカ首相は1週間前、キリバスをフォーラムに復帰させることを目的として就任後初の海外公式訪問でキリバスを訪れた。キリバスは、昨年7月、スバでの年次首脳会議への出席を拒否し同フォーラムから脱退していた。フォーラム首脳は、2023年末にクック諸島で開催されるPIF全体会議に先立ち、3月にフィジーで会合を開く。PIFの他のミクロネシア加盟国であるナウル、ツバル、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦は、スバ協定の交渉後、予定していた脱退を取りやめた。スバ協定により、フォーラムの指導者、特に事務局長の人事が大きく変わり、いくつかの事務所が北太平洋に移転することになる。ただこの協定は、まだすべての首脳によって合意されておらず、3月の会議の前にミクロネシアサミットが開かれる可能性が高い。

ランブカ氏は、フォーラムが現在抱えている問題は、特に2006年にフィジーで起こったクーデター以降の歴史的な分裂に起因していると指摘しており、特にフィジーとオーストラリア、ニュージーランドとの間に太平洋型の関係が存在しなかったことが、PIDFの設立につながったとする。フィジーとしては、オーストラリアとニュージーランドにあまり依存しない、別のタイプの共同体を模索している。外側からの見解ではあるが、小さな島々からなる国々の不安な気持ちを汲み取ることもできたし、ミクロネシアの国々が感じているような不快感を生じさせてしまう事もあったが、彼らが必要としていたのはきっかけだけだったのだろう。スバに本部を置く太平洋諸島開発フォーラム(PIDF)は、2012年に設立され、再生可能エネルギー、気候対応などに優先的に取り組んでいる。 (Radio New Zealand/JAN30, 2023)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/483339/fiji-pm-says-kiribati-set-to-rejoin-pacific-islands-forum