米国は、約30年ぶりにソロモン諸島の大使館を再開した。中国がソロモン諸島と安全保障条約を締結し、太平洋地域への関心を高めていることを懸念し、米国は昨年初めにソロモン諸島に再び大使を置く意向を表明していた。米国のブリンケン国務長官は、大使館の開設は両国の「関係更新の象徴」であると述べた。ブリンケン氏は、二国間関係、ソロモン諸島の人々、そしてインド太平洋地域におけるパートナーシップに対する両国のコミットメントの強さをも浮き彫りにしていると述べた。米国はソロモン諸島と共有する歴史と犠牲を大切にし、経済開発、Covid-19パンデミック対策、気候変動の課題への対応など、さまざまな分野で引き続きパートナーシップを強化することを期待していると述べた。また、大使館の再開は、地域全体に外交官を配置するだけでなく、太平洋の隣国とさらに関わり、米国のプログラムや資源を提供する努力を積み重ねた結果であると述べている。（Radio New Zealand/FEB02, 2023)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/483514/us-re-opens-embassy-in-solomon-islands