ナウルの気候変動担当大臣は、COP27において、実権を握っている人々が長年にわたって太平洋地域に対する配慮を欠いてきたと述べた。Gadabu氏は、何十年もの間、小さな島国は、人間性と価値観の共有を訴え続けてきたとしたうえで、気候変動はナウルのインフラだけでなく、生態系、食料、水といった国家安全保障に関わる問題であると述べた。「我々は西側の専門家に信頼を置いてきたが彼らは誤った解決策を押し付け、正しいとされるプロセスのための妥協を我々に押し付けてきた。」と各国代表団に対して訴えた。「気候変動は、もはや避けるべき将来の危険ではなく、今後数十年にわたり拡大する明白な現在の危険なのに
意思決定者、つまり実権を握っている人たちは、単に気にかけていないだけだ。」とGadabu氏は述べた。また、ナウルは島としては標高が高いにもかかわらず、サンゴの白化によって漁業の大部分が影響を受け、その結果、経済も影響を受けることになるだろうと語った。 (Radio New Zealand/NOV17, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/478900/cop27-nauru-minister-condemns-false-solutions-of-western-decision-makers
ナウル
【環境・気候変動】
COP27において欧米の「誤った解決策」を非難(ナウル)
2022.11.18