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国外雇用制度を見直す (サモア)

サモアの警察・刑務所担当大臣は、ニュージーランドの季節労働者(RSE)制度によって警察官が流出していることを懸念している。Schuster大臣は、Talamuaオンライン版に対し、熟練したスタッフが流出しているのは同省だけでなく、他の分野でも同様で、対処すべき問題であると述べた。この制度を希望して退職した警察官の正確な人数は明らかにしなかった。同様の懸念は、季節労働者制度によって熟練労働者を失い、地元の労働者を見つけるのに苦労している地元企業からも出されている。この制度には、ニュージーランドのRecognized Seasonal Employer Schemeと、Labour Mobility Schemeの下にあるオーストラリアのSeasonal Workers Programがあり、海外の現場では、サモア人労働者の婚外恋愛(一部は妊娠至る)や労働者によるアルコールの乱用といった問題が起きている。また、これらのプログラムは、現地サモアの労働力を奪うという意図せぬ副次的な問題を引き起こした。失業者、学卒者、地方出身者を対象としているが、季節労働の給与が高いため、地元の従業員(政府職員を含む)は離職することになっている。マタファ首相は、ニュージーランドとオーストラリアからのRSE労働者に対する需要は大きいものの、このプログラムによって生じる地元の雇用問題が優先的に対処されることになると述べた上で、小委員会は引き続き検討を行い、関係者が納得する適切な決定と、政府および企業が抱える雇用喪失の懸念を払拭するための労働者の選定方法を適宜内閣に助言することになると述べた。先月、ニュージーランド政府は、園芸部門の救済措置として、RSE制度の季節労働者3000人を追加で受け入れることを発表し、合計19000人の労働者を受け入れることとなっている。 (Radio New Zealand/OCT11, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/476449/samoa-reviews-overseas-employer-schemes