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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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中国による台湾代表団の妨害に抗議し、国連イベントから離脱 (ツバル)

ツバル外相でノーベル平和賞候補のコフェ氏は、島国の代表団としての台湾の参加を中国が阻止したことに抗議し、ポルトガルで開催される国連海洋会議への参加を取りやめた。コフェ氏は、この国際会議に出席するツバルの最高位政府代表だった。彼は、世界の海を守るための行動を拡大することを目的としたこのサミットに参加するためにポルトガルの首都リスボンに向かっていたが、中国の行動を受けて参加を見合わせ、6月27日夜にリスボンではなくブリスベンに到着した。ケニアとポルトガル政府が主催する国連海洋会議は、6月27日から7月1日まで開催され、約24か国、938の市民社会団体、75の財団、74の大学を含む193カ国の代表者が参加予定だ。昨年のCOP26サミットでは、海面上昇を訴えるため、膝まで海に浸かりながら演説し、大きな話題となったコフェ氏は、「ノーベル平和賞にノミネートされたことに驚いているが、同時に光栄に思っている」と述べた。ネット上で話題になったこの映像の主なメッセージは、ツバルのような太平洋島嶼国が気候変動と闘っている窮状を認識してもらうことであると述べた。ノーベル平和賞の候補者には、 David Attenborough卿、世界保健機関、ベラルーシの反体制派Sviatlana Tsikhanouskaya、Greta Thunberg、ローマ法王Francisなどが含まれている。 
(Radio New Zealand/ JUN28, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/469864/tuvalu-s-kofe-pulls-out-of-un-event-after-china-blocks-taiwanese-delegates