ニューカレドニアのフォール高等弁務官は、12月12日の独立住民投票の日程を維持すると発表した。ニューカレドニアの独立支持派政党は、270人以上の犠牲者を出したCovid-19の影響を考慮して、住民投票を2022年の後半に延期するよう仏政府にに要求し、フランスが12月12日を投票日として維持するならば、今回の住民投票の結果を尊重しないと述べた。同党は、カナック族の人々が喪に服しているため、適切な住民投票キャンペーンを行うことができる状況ではないとしている。今回のフランス高等弁務官の発表は、反独立派の政党にとっては歓迎すべきものである。反独立派は、ニューカレドニアには明確な情報が必要だとして、12月12日という日付を維持することを望んでいる。2018年と2020年の過去2回の住民投票では、反独立派が勝利している。(Radio New Zealand/Nov12, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/455587/france-keeps-december-12-date-for-new-caledonia-s-independence-referendum
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
フランス、独立住民投票の日程(12月12日)変更せず(ニューカレドニア)
2021.11.24