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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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IFCが農業を促進(パプアニューギニア)

国際金融公社(IFC)は、パプアニューギニアのモロベ州にあるMarkhamとRamuの谷間で農業を進めることがPNGに大きな経済的利益をもたらす可能性があるとしている。世界銀行グループのIFCは、オーストラリアとニュージーランドの援助プログラムと協力して、Markham/Ramu農業成長帯計画を策定した。これには農業成長を加速させるための開発計画と投資計画の青写真が含まれている。IFCは、PNGがCovid-19の影響に対応していく中で、この地帯を開発することで、輸出や投資、国内の生産や貿易、そして雇用を促進することができると目論む。また、同時に食料安全保障の向上にもつながるとしている。
農業の変革は長期的なプロジェクトではあるが、より迅速に実現できる活動もいくつかあり、それらは、動物性タンパク質、飼料、果物や野菜、ココアなどの生産だ。ニュージーランドのRoss副高等弁務官は、ニュージーランドはPNGの経済発展の目標を達成するために、農業とエネルギーの分野を支援していると述べた。また、民間セクター主導の成長が開発の重要な優先事項であるとの認識から、IFCと連携して農業成帯の開発を行っていくと述べた。
(Radio New Zealand/NOV23, 2021))
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/456320/ifc-promotes-png-agriculture