アメリカ政府は、サイクロンヤサによる被害からの復興のためにさらに20万ドルの追加支援をフィジーに対して行う事を発表した。先月、フィジーはカテゴリー5にあたるサイクロンによりVanua Levuでは数名の死者、多数の家および建物の損壊、農作物への被害に見舞われた。いまだなお、フィジーの北部にある避難センターに数千名の避難民がいる。米国によるこの追加支援はアメリカ合衆国国際開発庁からの支援と合わせて合計30万ドルとなる。ヤサによって甚大な被害を受けた地域の現場にいる人道支援団体の活動を支えるのに使用される。こうした団体には、国際赤十字赤新月社連盟とそれらの現地の関連団体であるフィジー赤十字連盟が含まれる。「彼らは第一線での対応者であり、ともすれば忘れ去られてしまうような最も弱い立場にある人々を支えています」 と、駐フィジー米国大使のJoseph Cella氏は述べ、また、
「フィジーの人々はサイクロンヤサが襲来している間でも負傷者を少なくするための素晴らしい強さを示してくれました。私たちは彼らが自助や回復力を付けていくための力強いパートナーの役割を果たしていることを誇りに思います。私は、強く長い歴史を伴う赤十字との連携継続に感謝しており、高い敬意の念を持っております。」と語った。
(Radio New Zealand/JAN19, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/434762/more-us-funding-to-fiji-for-cyclone-recovery
フィジー
【経済・社会動向】
アメリカがサイクロンからの復興を追加支援(フィジー)
2021.01.25