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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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観光産業 Covid19により大打撃(太平洋諸島)

Covid19により太平洋地域の観光産業は大打撃をうけ、何千人もの人々が貧困に直面するとILO(国際労働機関)が新たに発表した。フィジー、サモア、トンガなどの何千もの人々が観光産業に従事しているが、現在、観光客はゼロとなっている。すでに、フィジー、クック諸島、サモアなどでリゾートやホテルが閉鎖されて何千人もの人々が失業している。これらの国々では、国全体の経済の半分以上が観光産業によって成り立っている。ILOによれば、このパンデミックによる打撃は、長く続くとされており、それまで安定的な立場であった労働者が貧困層に陥ってしまうという。また、そうした労働者の多くが、ほとんど公的支援を受けられない立場である非正規労働者であるとのことだ。太平洋諸島のほとんどの国がコロナ対応に回す十分な資金が無く、オーストラリアやニュージーランド、または、ADBからの支援が命綱であるとILOは指摘している。(Radio New Zealand/APR28, 2020)