ミクロネシアは、例年、季節の貿易風による乾燥が発生するが、それ以上のひどい干ばつに見舞われている。北マリアナ諸島の緊急オペレーションセンターは、この干ばつが1か月または2か月は継続するとして乾燥警報を発令した。新聞の報道によれば、この干ばつは*エルニーニョ・南方振動現象が影響しているという。(*インドネシア付近と南太平洋東部で、海面の気圧がシーソーのように連動して変化する現象の総称。片方の気圧が平年より高いと、もう片方が低くなる傾向にある。)最近は、日付変更線付近の水温が異常に温かいという。ヤップ州を含むミクロネシアの大半と、パラオやマリアナ諸島が影響を被るという。(Radio New Zealand/APR17, 2020)
ミクロネシア連邦
【環境・気候変動】
干ばつに見舞われる(ミクロネシア)
2020.04.24