ニュージーランドの太平洋諸島福祉担当大臣であるAupito William Sio氏は、ニュージーランド政府の太平洋諸島福祉予算は太平洋諸島の文化と言語を助成することで民族の自立心を高める目的があると述べた。これは、Lalaga Fowコミュニティーの取り組みから得られる洞察で、太平洋地域の人々にとって文化と言語が福祉に大きくかかわっていることがわかるとAupito氏は述べており、Lalaga Fowに関する報告内容が予算に反映されているという。政府は、その予算を多様に使用して福祉を進めていく予定だ。太平洋諸島の人々が何世代にもわたって直面してきたことを、長いスパンでの取り組みとしてとらえていく。23日に発表された予算は偶然にもe Vaiaso o le Gagana Samoaつまり、ニュージーランドにおけるサモア言語週間と重なったとAutipo氏は述べた。 (Radio New Zealand/MAY27, 2019)
【経済・社会動向】
太平洋諸島の福祉を向上させる予算(ニュージーランド)
2019.05.31