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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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ピーターオニール首相辞任(パプアニューギニア)

オニール首相は2011年以来首相を務めたが、不信任決議案の可決が確実との見通しをうけて辞任を表明した。
首相は過去数か月の間に閣僚の相次ぐ辞任などで与党が議会における過半数を失うなどの圧力にさらされていた。
オニール氏は5月29日朝、議会において、「議長、私は今朝9時45分に総督であるRobert Dadae氏に辞表を提出いたしいました。この件はこれで決定となります。」と述べた。これに対し野党の議員らは、民意を尊重して新たな指導者に道を譲るために辞任したとして首相をたたえた。議会の議長であるJob Pomat氏によると、新たな首相の選挙は30日の午前中に実施される予定。どの議員が次期首相に推薦されるかは不透明だが、集中した論議がポートモレスビーでなされるはずだ。しかし、最近野党を離脱した議員であるPuka Temu氏は与党に加わり、さらに多くの議員が彼の後を追うことになりそうだ。つまり、オニール首相の党が新たな首相の下で再度与党になる可能性が高いということだ。パプアニューギニアは800以上の言語が存在する民族的に多様な国家。オニール氏は8年にわたって国を率いてきた一方、同国特有とも言える汚職や低開発から脱せない状態をめぐり激しい非難を受けてきた。また以前にもまして米国と中国の競争の土俵となっている。オニール政権は昨年、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催に合わせ、各国首脳の送迎用に高級車マセラティ(Maserati)40台を購入。首都ポートモレスビーにわずかしかない完全舗装の道路を高級車が走行したことは、同政権の象徴となった。 (Radio New Zealand/MAY29, 2019)