サモアは、今年初めバナナ輸出に関する手違いが発覚した後はじめて、ニュージーランドにバナナの輸出を再開する。昨年10月にサモアからニュージーランドに約50年ぶりにバナナが輸出された。政府はさらに輸出を増やしたいとしていたにもかかわらず、今年3月に500カートンのバナナが熟れすぎを理由に廃棄される事態となった。サモア農業省のDavid Hunter氏は、輸出は再開したが生産農家は規則に従わなくてはならないと述べ、政府機関が輸出品の品質に目を光らせるという。3月のような不手際もあったが、ニュージーランドではサモアのバナナは人気で、昨年の第一回目の輸出ではすぐに売り切れてしまったという。 (Radio New Zealand/MAY26, 2019)