仏領ポリネシアは、Ori Tahitiの伝統舞踊がユネスコの世界遺産に登録するよう働きかけをしてきたが、そこに水を差す動きがあった。マクロン大統領は仏政府が次期のユネスコの世界遺産にタヒチダンスを候補をあげないことを決定したからだ。昨年11月、仏領ポリネシアの代表団がパリを訪問して、大統領からの承認を得られるように、仏の文化省に対して働きかけをした。これに続いて、仏領ポリネシア議会は、この舞踊をユネスコ登録に押す決議を採択した。
しかし、フランスの海外領土に関する話し合いで、マクロン氏はマルチニックの伝統的な帆船を世界遺産に登録する活動を後押しすることを、次のフランスの提案とすることを表明した。昨年11月、ユネスコチームはパペーテを訪問し、Taputaputateaをユネスコのフランスにおける44番目の世界遺産とする証明書を授与したばかりだ。仏領ポリネシアはユネスコの一員ではなく、フランスが代理となっている一方で、ニューカレドニアは、準会員となっている。
仏領ポリネシア
【芸術・文化・スポーツ】
タヒチダンス 歴史的伝統に陰り(仏領ポリネシア)
2019.02.08