先週、サモアのサバイで、MMRのワクチン接種後2人の乳児が亡くなった。このMMRワクチンは、はしか、水ぼうそう、風疹に対しての予防接種である。サモア健康管理局長のLeausa Take Naseri氏は、死因究明のために検死解剖を実施して、サモアの健康管理局の信頼を回復したいとしている。また、MMRの実施停止も含めて検討中であるとも述べた。Leusa Take Nasari氏は、すべての伝染病拡大防止のための頼みの綱が予防接種であったが、ある程度の妥協により、信頼が保たれてきた。しかし今後は人々に対して透明性を保ち信頼してもらえるようにしたいとしている。また同時にWHOから、予防接種の専門家も受け入れて検死を実施し、ワクチンが入っていた容器も検証される。(Radio New Zealand/ July 12, 2018)
サモア
【経済・社会動向】
健康管理分野の信頼回復に動き出す(サモア)
2018.07.30