米国務省で開催された「Our Ocean」会議で、ビデオ出演したオバマ大統領が、海洋の生命力が衰弱しているなか、中部太平洋の米国領海の保護と不法漁業に立ち向かうため、大統領の権限を最大限行使していきたいと述べた。ワシントン・ポスト紙によると、大統領は広大な中部太平洋地域領海内の商業漁業禁止およびエネルギー資源開発禁止を検討している。また、現在7,000平方マイルの太平洋島嶼国立天然記念物指定面積を782,000平方マイルと世界最大の海洋保護区に拡大することを検討している。2011年米国が輸入した海産物の20%から32%が不法漁業又は「海賊」漁業によるものとみられ、環境保護関係者は大統領の発言を歓迎している。(Radio Australia/ June 18, 14)