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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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マジュロでのPNA会議が入船漁を引き上げ(太平洋地域)

 マジュロで開催されたナウル協定(PNA-Parties to Nauru Agreement; ミクロネシア連邦、キリバス、マーシャル諸島、ナウル、パラオ、PNG, ソロモン諸島、ツヴァルの8ヵ国で構成) 加盟国会議は、領海内で操業する外国漁船の一日当たり操業料を2015年1月1日から33%引き上げ、8,000米ドルにすることで決定した。これによる収益総額は年間総漁業日を50,000日として、現在の2億8,000万米ドルから3億7,000万米ドルになる。また、昨年米国との間で漁業料を2,100万ドルから6,300万ドルに引き上げたばかりであるが、これを不満とする声明を出し、7月にオークランドで開催予定の米国との漁業交渉に臨む。会議に参加した各国漁業担当相は、弱小島嶼国の漁業を脅かす外国漁船の行動に懸念を示し、8年も前から漁業資源を守るため決められた漁獲量の報告を怠っていると非難している。(Mariana Variety/ June 17, 14)