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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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鮫捕獲売買禁止に向け協議(太平洋地域)

2月11日、12日、フィジー政府、Pew Charitable Trusts, Coral Reef Allianceが主催して、フィジーに太平洋島嶼国、豪州、ニュージーランドなど11ヵ国、NGOなどの関係団体が集まり、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)で認めている幾つかの種の鮫保護のための国際会議が開催される。参加者には、「人は健全な大洋を必要とし、健やかな大洋には鮫がなくてはならないもの」との理念がある。昨年3月CITESは、このまま捕獲を続ければ絶滅すると考えられるネズミザメ(porbeagle)、whitetip, シュモクザメ(hammerhead)3種を捕獲禁止にした。観察調査している鮫とエイの種の半分は絶滅の危機にあり、人間が捕獲する鮫は毎年1億匹、1時間当たりにすれば11,000匹に相当する。
(The Pew Charitable Trusts/ Feb.6, 14)