平洋島嶼国の平均寿命は 1960年の52.7歳 → 2023年の68.8歳 へと大きく伸びたものの、改善ペースは世界平均より遅く、国ごとの差が拡大している。
最も深刻なのはナウル(ナオエロ)で、1960年には太平洋で3番目に高い寿命(57.9歳)だったが、2023年には 地域で最も低い水準となり、次点の国より 4年も下回る。 背景には、1980〜2000年代の「豊かさから貧困へ」の急激な所得崩壊、成人の 5人に1人が糖尿病という世界的にも高い罹患率、過去のリン鉱石採掘による環境影響などが指摘されている。
一方、クック諸島は太平洋で最も高い平均寿命へと上昇し、ソロモン、バヌアツは「平均以下」から「平均以上」へ改善。逆に フィジー、マーシャル諸島、ミクロネシアは平均を下回る水準へ低下した。
(9月30日RNZ/原文はこちら(英語))