Pacific Islands Forum(PIF)外相会合がフィジーのスバで行われた。中国が太平洋へ向けて発射した ICBM(大陸間弾道ミサイル)試射を非難する共同声明について議論したが、2か国が声明に反対し合意に至らなかった。反対した国名は示されなかったが、中国との関係に配慮するキリバスとナウル(ナオエロ)が難色を示したとみられる。NZの外相 Winston Peters は、共同声明に反対した国らは「外部勢力に迎合している」と批判した。
7月6日、中国が発射したミサイルと思われる飛翔体はソロモン、ツバル、ナウルの間の海域に着弾したとされ、域内の複数の首脳が懸念を表明。特にツバルの外務大臣Pasuna Tuaga は「事前通告がなく、脅しのような扱いは受け入れられない」と述べ、強い共同声明を求めた。ツバルは模擬弾頭の捜索支援を米国や中国など複数国に要請している。
PIF は9月にパラオで首脳会合を開催する予定であり、今回の外相会合での意見不一致が首脳会合での議論に影響する可能性があると指摘されている。
(2026年8月7日 時事通信/原文はこちら)