豪クイーンズランド州サンシャインコースト大学の研究チームはパプアニューギニア南東部で新種の「歩くサメ」Dudgeon’s Walking Shark(Hemiscyllium dudgeonae) を発見した。胸ビレと腹ビレを使って浅瀬を歩くように移動するエパウレットシャークの仲間で、2013年以来となる属の新種。体側の白いダッシュ模様が特徴で、遺伝子解析により新種と確認された。
分布域は PNG 南東部のごく狭い海域に限られ、生息地劣化・漁業・気候変動による高い脆弱性が懸念されている。研究チームは、IUCN レッドリストで「脆弱(Vulnerable)または危急(Endangered)」に分類される可能性があるとして、追加調査を進める方針。
今回の調査では、他のエパウレットシャークの分布も再評価され、従来の「種ごとに分布が明確に分かれる」という理解が修正されたことを意味するとされている。
(2026年6月16日 Sunshine Coast News/原文はこちら(英語))。