マーシャル諸島政府は、Ebeye島で発生した大規模火災を受け、国家非常事態を宣言した。火災はEbeyeの中心部にある住宅密集地域を襲い、少なくとも 15 棟以上が全焼、数百人規模の住民が避難を余儀なくされた。負傷者は報告されていないものの、家屋喪失による被害者住民らの生活基盤崩壊は深刻で、政府は緊急支援の調整を開始した。
Ebeye は Kwajalein Atoll の人口密集島で、住宅事情が脆弱なことから、火災が発生すると被害が一気に拡大しやすい構造的リスクが指摘されている。火災の原因は調査中だが、初期消火が難航した背景には 老朽化した建物・狭い路地・限られた消防設備 があるとみられる。
政府は、避難者向けに 仮設シェルター、食料、水、衣類 の提供を開始し、国際パートナーにも支援要請を行っている。特に、Kwajalein米軍基地との連携も検討されており、Hilda Heine 大統領は、「住民の安全確保と生活再建を最優先する」と述べ、被災地域の復旧と再建に向けた包括的な支援を約束した。
Ebeye の火災は 住宅密集・インフラ脆弱性・防災能力不足 といった長年の課題を浮き彫りにしており、今後の都市計画や防災政策の見直しが不可避だと報じている。
(2026年6月11日 RNZ/原文はこちら(英語))