Pacific Islands Forum(PIF)は、世界的な燃料供給不安と価格高騰が太平洋島しょ国の電力供給や基礎インフラに深刻な影響を与えているとして、加盟国に連携強化を呼びかけた。燃料価格の急上昇や輸送遅延、発電用燃料の確保難が複数国で同時に発生しており、ツバルやマーシャル諸島、クック諸島では停電や公共サービスの維持に支障が出始めている。PIF事務局は、燃料在庫や電力状況の共有、緊急支援、共同調達の検討を進めていると説明し、国際パートナーにも支援拡大を求めた。こうした危機の深刻化を受け、ソロモン、トンガ、パラオの首脳による PIF トロイカは Biketawa 宣言を発動し、域内を協調的な高警戒態勢に置くことで合意した。
Nadi での会合では、燃料供給の途絶が地域全体の安定に影響し得るとの認識を共有し、情報共有や緊急対応枠組みの強化が確認された。ABC によれば、一部の国では発電所の老朽化や燃料輸送の遅延が重なり、数週間以内に電力維持が困難になる可能性も指摘されており、今回の決定は太平洋地域がエネルギー安全保障の危機に直面している現状を反映したものとされている。
出典:ABCニュース(2026年4月17日) 原文(英語)はこちら