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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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検討中の大規模廃棄物処理プロジェクトに対しラグビー協会、サッカー協会が反対(フィジー)

Fiji Rugby Union(FRU) と Fiji Football Association(Fiji FA) が、Nadi 国際空港と Lautoka の間に位置する Vuda–Saweni 地区で計画されている廃棄物発電(Waste‑to‑Energy)プロジェクトに反対を表明した。フィジー政府が計画する廃棄物処理プロジェクトは年間最大 90 万トンの廃棄物を焼却する大型事業で、Fiji 国内の廃棄物量を大幅に超えるため、南太平洋各国からの廃棄物輸入が前提とされている。地域住民の反対も強く、5,000人以上が反対署名を提出している。
政府は現在 環境影響評価(EIA)を実施中で、正式承認はまだ下りていない。一方、事業者側は「発電燃料としての輸入燃料を年間 FJ$250M 節約できる」と主張しているが、スポーツ団体や住民は 健康・環境・景観への影響を懸念している。
FRU と Fiji FA は、同地域で計画している 新スタジアム建設(2万席規模)やナショナルラグビーセンター構想への影響を理由に反対を表明。FRU の John Sanday 氏は「選手と観客の安全は譲れない」と述べ、Vuda–Saweni 地区での建設計画を再検討する可能性に言及した。
この問題は、西部地域の都市開発・観光・スポーツインフラ整備と大型廃棄物事業の衝突という構図を帯びつつあり、今後の政府判断が注目されている。

出典:RNZ(2026年4月10日)原文(英語)はこちら