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Brown首相、外交摩擦後初の本格的ニュージーランド訪問へ(クック諸島)

クック諸島のBrown首相はニュージーランドを訪問し、これはクック諸島と中国の協定をめぐる外交摩擦後、初の主要訪問となる。首相府の声明によると、今回の訪問ではAucklandでのディアスポラやクック諸島のコミュニティ団体との交流を予定しているほか、WellingtonではBrown首相がクック諸島の自治60年を振り返り、次の国家発展段階を示す基調講演が予定されている。外交関係者、学術界、民間部門との会合も行い、クック諸島の今後の方向性と継続的協力の機会を共有する予定となっている。Cook Islands Newsによると、「今回の訪問において、ニュージーランドのLuxon首相やPeters外相との政府レベル会談が含まれるのか」という質問に対しては、「クック諸島は、常にニュージーランドとの建設的な対話を求めてきた。政府関係者は定期的に連絡を取り合っており、対話の機会を歓迎する。すべてのパートナーと同様、多くの議論は非公開で行われる」との回答であった。この外交摩擦は、クック諸島が昨年2月に中国と包括的戦略パートナーシップなど複数の協定を締結後に公表したことを受けて、ニュージーランドが中国との協定についてクック諸島による事前協議がなかったことを問題視したことに始まる。その後2,980万NZドルの資金支援を停止し、それ以来両国の緊張関係が続いている。今年はクック諸島が自治60周年を迎える節目でもあるなかで、今回の訪問はこうした緊張関係が続いている中で行われる。声明によれば、Brown首相の訪問は「同胞との関係強化」および「クック諸島とニュージーランドの持続的関係を再確認」に焦点を当てている。Brown首相は、「今回の訪問の最優先課題は一つ、同胞との関係強化である。過去60年間で、我々の国家は国境を越えて広がった。現在9万人以上のクック諸島系住民がニュージーランドに住んでいる。彼らは家庭を築き、企業を立ち上げ、スポーツ・教育・医療・芸術など多くの分野で活躍している。クック諸島の人々が海外で機会を追求するとき、祖国を離れるのではない。むしろ国家を拡張している」と言及した。こうした動きが見られる中で、先月末、Peters外相の報道官は「クック諸島政府との協議が継続しており、ニュージーランド政府は、クック諸島との特別な憲法上の関係を非常に重要視している」と述べている。(Radio New Zealand/MAR11, 2026)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/589231/cook-islands-pm-mark-brown-set-for-first-major-new-zealand-visit-since-diplomatic-row