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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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大平洋諸島に関するビザ規制を緩和(ニュージーランド)

ニュージーランドは、太平洋諸島諸国からの訪問者に対するビザ規制を緩和すると、4月11日に発表した。7月初旬より、太平洋諸島フォーラム(PIF)諸国からの訪問者は、ニュージーランドへの観光ビザを申請すれば、数次ビザ(マルチビザ)を取得できる可能性がある。これにより、24ヶ月間は何度でもニュージーランドを訪問することが可能になる。但し、最長滞在期間に関する規定は変更されていない。さらに、今年11月からは、PIF加盟国のパスポートを所持し、オーストラリアで取得した就労ビザ、学生ビザ、家族ビザのいずれかを持ってオーストラリアから渡航する旅行者は、最長3ヶ月間のニュージーランド滞在にビザは必要なくなる。このビザは12ヶ月間試験的に実施される。ニュージーランドに入国するには、ニュージーランド電子渡航認証(NZeTA)の取得が必要となる。現在、超党派の代表団とともにトンガを訪問中のニュージーランド副首相兼外務大臣のピーターズ氏は、政府は太平洋諸島の人々にとって入国をより容易にしたいと考えているが、全ての訪問者が規則に従うことを期待していると述べた。また、スタンフォード移民相は、オーストラリアからの渡航者については手続きを簡素化し、費用を大幅に削減する予定であると述べた。近年、フィジー、サモア、トンガなど、太平洋地域のリーダーたちは、同地域における人の移動の増加を提唱してきた。先月、グリーン党は政府に太平洋諸島からの訪問者に対するビザ免除措置の拡大を求める請願書を提出したところだった。(Radio New Zealand/APR11, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/557843/make-it-easier-and-cheaper-new-zealand-eases-visa-restrictions-for-pacific-island-nations