MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 最新鋭の旅客・貨物船が到着(ツバル)

最新鋭の旅客・貨物船が到着(ツバル)

ツバルは、最新鋭の旅客・貨物船「マヌ・シナ号」をフナフチに迎え入れた。数百万ドルをかけたこの船は、アジア開発銀行(ADB)のアジア開発基金(3000万ドル)とツバル政府(300万ドル)の資金提供により建造され、4月2日に到着した。この船は日本の大分県佐伯市のホンダ重工業株式会社が建造した。この船は、最先端のナビゲーションシステムを備え、車椅子にも対応しており、男女別のトイレと女性専用エリアも完備しているという。ツバルの運輸・エネルギー・通信・革新担当大臣Kofe氏は、「ツバルはこの歴史的な日を待ち望んでいた。この船は離島の人々にとって生命線となり、人々や物資のより安全な輸送を確保し、経済と地域貿易を後押しするだろう。」と述べた。ADBの太平洋地域代表Veve氏は、「同船はツバルの離島が持つ独特なニーズを満たすように設計されているが、同時に、燃料効率、品質、安全性に関する国際基準も満たしているとし、この船は、離島と首都フナフチ、そしてフィジーやキリバスといった近隣諸国との間の交通網を強化し、人々が経済活動や医療施設、市場、学校を利用しやすくなる上で重要な役割を果たすであろう。」と述べた。
(Radio New Zealand/APR02, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/556947/new-state-of-the-art-passenger-and-cargo-vessel-arrives-in-tuvalu