2024年のクック諸島への訪問者数は、2019年のパンデミック前のピークに匹敵する可能性がある。観光業は同国の国内総生産(GDP)の約70%を占めていたが、国境が閉鎖された2020年には完全に停止した。クック諸島統計局の数字によると、昨年1月から11月までの間にクック諸島を訪れた観光客は16万人近くに上り、12月の数字はまだ集計中である。2019年の過去最高記録は17万1550人であった。クック諸島観光産業協議会のTere Carr会長は、「2024年は業界にとって非常に良い年であったとし、12月の数字がまとまれば、2019年の数字と同等になるか、それを上回るであろうとし、クリスマスから1月にかけて、島への訪問者数は多かった」とCarr氏は言及した。また、Carr氏は、「クリスマスと新年をラロトンガ島で過ごす観光客が例年より増えている」とも述べた。そして、より多くの観光客が主要なホテルだけでなく、小規模な別荘に滞在することも増え、多くの地元住民が実際にその恩恵を受けているという。(Radio New Zealand/JAN20, 2025)
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観光業がコロナ禍から回復(クック諸島)
2025.01.24