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~おとぎ話のような国、サモア~

「ラグビー登山家」として、活動している長澤さん。
過去8回のラグビー・ワールド・カップ(以下、W杯)に出場した全25カ国の最高峰にトライする冒険を、2017年3月から続けている長澤さんからサモアの魅力を語ってもらった。

- サモアの印象は? -

こんなにも海が綺麗な国は見たことがなく、エメラルドグリーンの海の色がどこの海よりも透き通っていたのが印象でした。
その綺麗な海に隣接する形でおとぎ話にあるような可愛いらしい家が永遠に並んでおり、その半分が壁がない家であり、それを見るだけでも十分に価値があるかと思います。

サモア最高峰マウガシリシリに登る前に、ガイドの家でホームステイをしていました。
飲料水も含め、全ての水を雨水に頼っているので、雨水を貯める桶が必要です。
その桶が1993年に日本が作ったものであり、今も大切に使われていることに感動しました。

- ホームステイをしていたのですか?どんな思い出がありますか?-

サモア人は熱心なキリスト教の方が多く、山に登る前日、ガイドの家族と一緒に教会のミサにお祈りしました。
教会に行く前にはサモアの伝統的な服装に着替えさせられ、牧師さんのお話をずっと聞いてました。

サモアは母系家族であり、婿が娘の家に嫁ぐらしいです。3家族が一緒に住んでおり、困難を分かち合ってお互いに助け合っていました。
食事前に家族全員でキリスト教の歌を歌うのですが、その光景はとても幸せなものに見えました。


ホームステイ先のガイドのご自宅。決して物が豊富にあるわけではないですが、半自給自足の心の豊かさを感じました。

- サモアの食事は?-

ホームステイをしていたため、豚の丸焼きとタロイモをずっと食べていました。
小さい頃から栄養満点の食事を食べているから、あんなにもガタイが良くなるのだと思います。

サモア人は幼い頃は皆、小さくて可愛いのですが、青年期を過ぎると一気に身体が大きくなるような気がします。

- サモアの観光スポットは?-

私自身、冒険にお金をかけている身であるため、観光地には足を運んでいないのですが、
サモアの日常が本当に素晴らしいものであり、それに触れるだけでも十分価値があるものだと思います。
半自給自足の生活に短い間、身を投じましたが、とても楽しかったです。

ラグビー登山家 長澤 奏喜 オフィシャルサイト https://www.worldtryproject.com/