「ラグビー登山家」として、活動している長澤さん。
過去8回のラグビー・ワールド・カップ(以下、W杯)に出場した全25カ国の最高峰にトライする冒険を、2017年3月から続けている長澤さんからフィジーの魅力を語ってもらった。
- フィジーの印象はどうでしたか? -
ナンディ空港に到着した時、すぐに「この国の人々はみんな良い人たちだ」と思いました。
70カ国も渡り歩いている身なのですが、空港にいる方々が宿までの無料のシャトルバスの場所を皆、教えてくれたことは初めての経験でした。
フィジー人はラグビーが好きな人が多く、街角ではラグビーボールを持った少年たちを多く見かけました。2016年リオ・オリンピックでラグビー7人制で金メダルを取ったことを記念して、7ドル紙幣も発行されておりました。
街までの移動、僕がラグビーW杯のプロモーションであると伝えると元ラグビー選手のタクシードライバーが無料で乗せてもらえたり、フィジー人の心の豊かさを垣間見る瞬間をフィジー遠征の節々に感じました。世界幸福度ランキングで1位というのも納得します。
-フィジーの食事はいかがでしたか? -
フィジーのローカル料理は新鮮な魚料や豚料理が多く、日本人の舌にあいます。毎日食べていても飽きることなく、とても美味しかったです。
セレブの間で人気であると聞いているフィジーウォーターは飲む前までは、「たかが水だろっ!?」と思っておりましたが、口に入れるとこんなにもマロヤカな水があるのかと驚きを隠せませんでした。フィジーにいた時はずっとフィジーウォーターを飲んでいました。遠征続きで疲れが溜まっておりましたが、体調がよくなり、確かにこれは北米やオセアニアの地で流行るなっと思いました。
-ラグビー事情は? -
フィジーは僕が訪れたどこの国よりもラグビーの純度が高い国のように思えました。
会う人、会う人みんながラガーマン体型であり、胸板が厚く、H型のポールも至る所にあります。
至る所にH型のポールが立っております。
- フィジーの観光地の印象は? -
僕自身、フィジー最高峰トマニビ山(1,324m)に登ることを目的に来ているため、特に観光スポットには訪れてはないのです。山に登り終えた後、真っ赤に燃える夕日を見ながら、ビーチでビールを飲んでいたときは至福の一時でした。
フィジーは旅行もしやすく、ラグビー好きな方には是非お勧めします!!
ラグビー登山家 長澤 奏喜オフィシャルサイト https://www.worldtryproject.com/