5月13日（金）にJETROとPICの共催で、「太平洋諸島ビジネスセミナー」を開催します。これまで太平洋の島々に進出して活躍してきた日本企業の皆さんのお話を中心に、今後の太平洋島嶼国で貿易・投資を実施していくことの魅力をお伝えしていきたいと思います。当日は黒崎副所長が太平洋の島々での日本企業の活躍について、また高田プロモーションコーディネーターが7月に実施を予定している『サモアミッション』についての説明を行います。

セミナーの詳細ならびにお申込みはこちらをご覧ください。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

１．概 要
名 称：「太平洋諸島ビジネスセミナー」
時 期：2016年5月13日（金）14:00～16:30
会 場：ジェトロ展示場
主 催：ジェトロ、太平洋諸島センター（PIC）
後 援：外務省、経済産業省、太平洋協会
参加者：100名前後を想定

２．プログラム（予定）
○開会挨拶：ジェトロ 佐藤理事

○挨 拶：外務省（日本と島嶼国のビジネス交流活性化への期待）

○基調講演：島嶼国のビジネス環境と日系企業のビジネス展開の動向
 （黒崎岳大PIC副所長）

○日本企業のビジネス展開事例
（企業①）北野建設（ソロモン諸島、ホテル経営）

（企業②）インターアクション（フィジー、ソロモン諸島、光学精密検査器機、再生可能エネルギー、環境関連事業）

（休 憩 [10分]）

（企業③）REBULA原 由祐子社長（バヌアツ、コスメ商品）

○パネルディスカッション（上記スピーカー）
（モデレーター：近畿大学 畝川〔せがわ〕憲之 国際学部准教授）

○サモア・ビジネスミッション紹介（高田礼子PICプロモーションコーディネーター）

○来賓挨拶：シラ駐日サモア大使

○閉会挨拶：斎藤龍三PIC所長

３．スピーカーの概要
黒崎岳大（くろさき・たけひろ）太平洋諸島センター（PIC）副所長
博士／早稲田大学非常勤講師。文化人類学（国家政策・経済開発）・国際関係論・オセアニア地域研究。在マーシャル日本国大使館専門調査員、外務省アジア太平洋局外務事務官を経て、2010年から現職。

北野建設 山縣雅夫 ソロモン・キタノ・メンダナ・ホテル総支配人（ソロモン諸島、ホテル経営）
ソロモン諸島を中心とした太平洋島嶼国地域にODA事業などで早くから進出。またソロモン諸島ではキタノ・メンダナホテルという日系企業を経営。この地域では最も大きな企業ということからも参加企業として最も相応しい。

株式会社インターアクション 木地伸雄・代表取締役専務（フィジー、ソロモン諸島、光学精密検査器機、再生可能エネルギー、環境関連事業）
「光学精密検査器機関連事業」、「再生可能エネルギー事業」、「環境関連事業」を3本の大きな柱として事業を展開。フィジーやソロモン諸島などの農村地域で、現地政府と協力しながら、太陽光発電システム設置を進めている。

REBULA 原 由祐子社長（バヌアツ・コスメ商品）
バヌアツのコスメ企業と協力して、日本国内でタマヌオイル（フィジーやバヌアツで採れる美容用途のナッツオイル）の販売を新規展開。ショップチャンネルなどでかなりの売上を記録している近年最も成功している企業。ジェトロとも協力。フィジーのバージンココナッツオイルも販売。

畝川憲之（せがわ・のりゆき）近畿大学国際学部准教授
シドニー大学大学院（国際政治学）修了・博士。大阪学院大学国際学部准教授を経て、2016年より現職。国際政治学・東南アジア地域研究。太平洋諸島地域研究所研究員。第7回太平洋・島サミットに向けた有識者会合委員。