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2022年新年ご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

新型コロナウィルスの第3波が猛威を振るっていた1年前とは様相を異にして、今年のお正月は、第5波の終息により小康状態を保った中で、比較的穏やかな雰囲気で迎えられた方々が多かったのではないでしょうか。大手百貨店では風物詩である店頭での福袋販売も本格的に復活した様ですし、大発会を迎えた4日の東京株式市場は、前日過去最高値を記録した米国株上昇が追い風となり、大幅に上昇しました。
一方、昨日の東京の感染者数は103人と昨年10月8日以来の100人超えとなり、オミクロン株の拡大による第6波への不安は隠しきれません。

太平洋島嶼国の多くの国々では、事実上の国境封鎖により、コロナ感染は食い止められていますが、フィジーとパプアニューギニアでは、コロナ感染が防ぎきれておらず感染者数も増加の一途です。
日本からの入国が可能な国は5ヶ国に止まって人的交流も滞っており、ビジネス関係者の皆様方は大いにご苦労をされておられる事と思います。

PICもオンラインを中心とした活動に切り替えておりますが、特に、入手しづらくなっている太平洋島嶼国の貿易・投資・観光を取り巻くアップデートな情報を日本の皆様にお伝えして、現地とのビジネス推進に役立てて頂きたいと考えております。この2年間で7ヶ国を取り上げて来ましたが、全ての島嶼国をカバーすべく、今後も継続して参ります。
また、島嶼国企業の対日輸出を支援すべく、FOODEX JapanやInternational Seafood Show等実開催の展示会には可能な限り出展をしております。今年も来る3月のFOODEX Japanに参加致します。
更には、長らく途絶えておりました、Pacific Islanders Club懇談会も近々開催する方向で検討しております。

昨年は、サモアとトンガで政権交代があり、ニューカレドニアの住民投票やソロモンの反政府暴動が引き続きました。今年は、パプアニューギニアとフィジーで総選挙が予定されており、また、ミクロネシア地域諸国のPIF脱退の可能性がある等、太平洋島嶼国を取り巻くビジネス環境の変動には目が離せません。
PICと致しましては、これら島嶼国の一連の動きを注視つつ、with/afterコロナを見据えながら、関係者の皆様方と連携して、日本と太平洋島嶼国間のビジネス維持・拡大への効果的なサポートを行って行きたいと思っています。

本年も引き続き皆様方のご支援を宜しくお願い致します。

2022年1月4日

太平洋諸島センター
所長 斎藤 龍三