バヌアツの有権者は、バヌアツ初の国民投票において、問題となっている政局を立て直すことを目的とした2つの憲法改正に賛成した。2023年に不信任決議案と3回の政権交代の動議が相次いだことの影響を受けて政党から離れることを阻止し、無党派層を政党に加入させることを政府は意図している。有権者の59.28％（53,809人）が賛成し、36968人が反対した第17A条は、政党を支持しなくなったことを理由に辞職または解任された国会議員は、自動的に議席が空席になるというものだ。有権者の57.98％（52,364人）が賛成し、37,946人が反対した第17Ｂ条はすべての国会議員は政党に所属しなければならず、国会に1人だけの政党を置くことはできないというものだ。これらの条項はすでに国会では可決されており、国民投票の結果によって、発効するか取り消されるかが決定されることとなっていた。Edward Kaltamat選挙管理委員長は、法律が施行された後、独立議員と政党が必要な移行を行えるよう支援する準備が進行中であると述べた。(Radio New Zealand/JUN13, 2024)
バヌアツ
【経済・社会動向】
憲法改正に賛成票（バヌアツ）
2024.06.17