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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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出入国管理局がパスポート需要への対応に苦慮(フィジー)

フィジー入管は「継続的な需要の増加により」旅券の在庫が不足していると発表した。これは、フィジー政府が優秀な人材確保に苦戦する中、より多くのフィジー人がより条件の良い移住先を求めて出国を続けていることの表れである。フィジー政府によれば、2018年1月から2023年8月までの間に、約80,000人の フィジー国民がより良い雇用機会や移住を求めて島を離れた。先月、 Tikoduadua内務大臣は、「早朝4時からパスポート申請書を提出するために並んでいる」人々について 懸念を表明した。5月21日の声明で、Ravuso入国管理局次官は、パスポート不足の問題に対処するため、金曜日から臨時措置を実施すると述べた。また、緊急の場合のみ、入国管理局の予約システム以外の方法で対応するという。労働者の大量流出はフィジー経済に問題を引き起こし、医療、教育、接客業、観光業、貿易業などの主要部門に技能格差を生じさせている。労働者不足のため、一部の雇用主は労働力不足を補うためバングラデシュやフィリピンなどから外国人労働者を呼び寄せ、受け入れている。(Radio New Zealand/MAY22, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/517486/fiji-immigration-struggling-to-meet-passport-demand