昨年12月27日、第10代大統領として2期目の再選を果たしたハイネ大統領が、ミクロネシア全土からの要人の出席のもと、マジュロでの就任式に臨んだ。サモアのフィアメ首相と並んで、太平洋の島嶼国を率いる2人の女性指導者のうちの1人となった。
就任祝賀会では、台湾、パラオ、ミクロネシア連邦の大統領等からの祝辞が読み上げられた。特にミクロネシア連邦シミナ大統領は「二国間、地域間、そして世界的に共通の課題に取り組む上で、私たちが共有する国益を維持し、さらに強化し、相互に前進させたいと強く願っていることをここに表明します」として二国間、そして太平洋諸島の結束への思いを祝辞に込めた。
また、就任式には、アジア開発銀行Wong専務理事を団長とする4名の米国大統領代表団も出席した。カント駐ミクロネシア大使は、X(旧ツイッター)で、より豊かな太平洋のために長年の友情とパートナーシップを強化し続けることができて光栄ですとコメントした。(Radio New Zealand/JAN23, 2024)