MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 暴動への対応でさらなる謹慎処分(パプアニューギニア)

暴動への対応でさらなる謹慎処分(パプアニューギニア)

先週の暴動に関連して、Wagambie首都地区司令官は21日間の謹慎処分を受けた。Wagambie氏の謹慎措置は、PNG警察内部事務局による内部捜査後に、発令された。徹底的かつ公平な調査を進めるためだという。

ポートモレスビーでは1月10日、警察や軍隊を含む公務員が賃金問題でストライキを行なったが、その後商店や企業が放火されるなどの暴動に発展した。この暴動で22人もの死者が出たため、政府は非常事態宣言を発令した。先週、Manning警察庁長官が、財務省、人事省長官とともに停職処分を受けた。一方、Masiu電気通信大臣は、緊急事態下にソーシャルメディアが悪用された場合、政府はソーシャルメディアを閉鎖する可能性があると発表した。Masiu大臣によればソーシャルメディアでの偽情報の拡散が暴力行為扇動した証拠もあり、こうした行為に対しては、逮捕・起訴の可能性もあるという。政府はすでに、非常事態規則により、政府捜査官による個人の家、財産、車、電話の捜索など、強権的な措置が認められていることを明言している。(Radio New Zealand/ JAN17, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/506922/more-suspensions-as-papua-new-guinea-govt-reacts-to-riots