フィジーのTikoduadua内務大臣は12月13日、政府が新年に国家安全保障と国防の見直しに着手すると発表し、「この見直しの主な目的は、フィジーの国益と戦略を明確にするだけでなく、フィジーの核となる価値観と原則を統合し、政府機関の役割が国家理念と共鳴するような国家安全保障戦略を策定することである」と記者団に語った。また、「この見直しには、国防と安全保障における法規制改正の洗い出しと実施、内務省の下での安全保障部門改革とガバナンス(SSRG)プログラムの設計も含まれる」と述べた。
フィジー政府は、元軍人のSanday大佐をこのプロセスのリーダーに選んが、問題は、1987年当時のランブカ首相がクーデターを起こしたときSanday大佐がRFMF(フィジー共和国軍隊)の参謀長だったことだ。ランブカ首相はこの人選には同意しているとのことだ。この見直しは2月に始まり、来年8月に終了する予定で、その後11月に国会で報告書が提出される予定である。(Radio New Zealand/DEC14, 2023)