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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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太平洋地域の企業が中国の展示会での課題を指摘 (太平洋諸島) 

上海で開催された国際輸入博覧会(世界150カ国以上が参加)に参加した太平洋地域の企業は、中国市場に参入しようとするならば、中国の需要を満たすことが主な課題であると述べた。太平洋諸島の企業は、11月5日から10日まで上海で開催された2023年中国国際博覧会に参加し、Nambawan水、ナマコ、宝飾品などを展示した。

ソロモン諸島商務省のDonga投資局長は、今回の展示会参加は学びの為だったとし、「主な懸念点は供給上の制約で、我々には中国市場の需要を満たすだけの量と質を生産する能力がない事だ。」と述べた。

ニウエ・バニラ・インターナショナルのKalaumi社長は、製品の生産量が重要だと述べた。「中国市場に参入する際には、視野を広く持たなければなりません。ここ上海は2000万人の都市で巨大な市場だ。彼らが最初に尋ねてくるのは、"製品をコンテナで供給できるか "ということだ。」と述べた。Kalaumi 氏は、その他の課題として、要求される規格の表示と、製品を中国に輸送する能力だと指摘した。

バヌアツの対外貿易責任者のPakoa氏は「少量のニッチ市場を見ると、我々はまだ中国市場に参入することができる。バヌアツのノニジュース製品と水はすでに市場に参入している。」と述べた。

トンガはすでにマグロとカボチャを中国に輸出しており、今回はまだ輸出していないバニラ製品とコーヒーを展示した。

一方、バヌアツは第1回が開催された2018年から同博覧会に参加している。バヌアツのNai駐北京大使は、「eコマースは中国市場に参入するための最良のソリューションだ」と述べた。eコマースは中間業者を排除する利点があり、製品ははるかに安いと述べた。博覧会主催者によると、毎日100万人以上の来場者が訪れたという。(Radio New Zealand/NOV13)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/502279/pacific-businesses-highlight-challenges-at-china-expo