PNGのマラペ首相は、中国との関係強化と協力の機会を探るために北京を訪れた。中国のHuai Jinpeng教育大臣と他の中国当局者は、到着したマラペ氏の一行を歓迎した。マラペ首相は声明の中で、今回の訪問の主な目的は、人民大会堂で開催される第3回「一帯一路国際発展協力フォーラム」に出席することだとし、「自然との調和のためのグリーンシルク」をテーマに基調講演を行う予定だと述べた。中国の一帯一路構想(BRI)は、アジアとアフリカ、ヨーロッパを結び、地域統合、貿易拡大、経済発展を促進する戦略的取り組みである。PNGのフォーラムへの参加は、インフラ整備と貿易における中国との協力への関心の高さを示している。マラペ首相は北京師範大学で演説を行い、Goroka大学などPNGの高等教育機関との研究協力などに関する協定の調印に立ち会う。さらに、マラペ首相は中国の習近平国家主席と会談し、人民大会堂での正式な二国間会談に参加する。その後、両国関係強化の象徴として、天安門広場の人民英雄記念碑に花輪を捧げる予定だ。旅の最後にアジアインフラ投資銀行(AIIB)本部を訪問し、今回の旅を締めくくる。(Radio New Zealand/OCT17, 2023)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
首相、中国との関係強化のため北京を訪問(パプアニューギニア)
2023.10.20