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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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継続する医薬品供給問題の解決に取り組む (ソロモン諸島)

ソロモン諸島保健医療省は、ソロモン諸島における医薬品やその他の保健用品の不足について、野党が提起した懸念事項を認めた。ソロモン諸島では、必要不可欠な医薬品へのアクセスと供給の問題が続いている。野党の Wale党首は今週初め、医薬品不足は生命を脅かすものだと訴えた。パナドール、抗生物質、化膿止め、炎症止め、イブプロフェン、アンピシリン、ジクロフェナク、点滴用抗生物質、包帯などの必需品は在庫切れだという。

3月にWale氏はこの問題を放置している政府を非難し、Sogavare首相に対処するよう求めていた。これに対して、保健医療省はこの問題の解決に近づいていると述べた。保健医療省によれば、国立医療倉庫の医薬品在庫は現在、最適在庫の79%、消耗品は95%に達しているとのことだ。しかし、航空運賃が高いため、各州の診療所への医薬品の配送は船便に依存しているという。同省は現在、船主に柔軟な対応を求め、地方への医療貨物の配送を優先するよう求めている。

同省はまた、医薬品がサプライチェーンの途中で消失していることを認識しており、これは深刻な問題であるとしている。保健医療省はこの事態に心当たりのある人々に対し、関係当局にこの情報を報告するよう呼びかけている。(Radio New Zealand/AUG18, 2023)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/496063/solomon-islands-govt-working-to-resolve-ongoing-medicine-supply-issue