5月、バイデン米国大統領がパプアニューギニアを訪問する可能性があり、その計画が進行中であるという。
パプアニューギニアと米国の関係者がABCに語ったところによると、バイデン氏は5月20日から21日にかけて日本の広島で開催されるG7首脳会議に出席した後、ポートモレスビーでPNGのマラペ首相や他の太平洋地域の首脳に会う可能性があるという。
また、5月24日にはオーストラリアで4カ国首脳会議が予定されている。今回の訪問が実現すれば、バイデン氏は米国領土を除く太平洋島嶼国を訪問する、近年の歴史上初の現職米国大統領となる。インドのモディ首相はすでに、5月22日、日本からオーストラリアに向かう途中にポートモレスビーで太平洋諸島の指導者と会談することを発表している。複数の米国政府関係者がABCに大統領訪問の計画を認めたが、まだ完全に決まったわけではなく、手配はまだ検討中であることを強調した。一方で、PNGとオーストラリアは、二国間安全保障条約の締結にも取り組んでおり、6月までに交渉をまとめることを予定している。バイデン氏の訪問は、米国と中国がこの地域全体で影響力を争っていることを背景に実施されることとなる。バイデン政権は、昨年9月に太平洋の島々の指導者たちとホワイトハウスで大規模なサミットを開催するなど、太平洋地域での外交努力を強めている。(Radio New Zealand/APR28, 2023)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/488834/reports-say-joe-biden-will-visit-png-in-may