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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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貨物船の発見により、海事史の「悲劇的な章」が閉じる(オーストラリア)

第二次世界大戦中、米国の潜水艦によって沈没し、1000人近いオーストラリア人の命を奪った日本の貨物船「モンテビデオ丸」の沈没船が、フィリピン沖で発見されたことが明らかになった。この船は、スタージョン潜水艦の魚雷によって沈没してから約81年後、オーストラリアのSilentworld Foundationがオランダの深海調査会社Fugroの協力を得て、水深4000メートル以上の地点で発見した。モンテビデオ丸は、1942年2月にパプアニューギニアのラバウル陥落で捕虜となった民間人を乗せていた。
4月6日、ルソン島北西110kmの南シナ海で捜索が開始された。わずか12日後、ソナーを内蔵した自律型海中ロボット(AUV)などの最新技術を駆使して、確実な目撃情報が記録された。「モンテビデオ丸の発見は、国際的な軍事・海事史における悲惨な章を閉じるものだ。愛する人が犠牲者の一人であることを完全に受け入れることができなかった人々もいる。今日、我々は船を発見することで、この恐ろしい災害に打ちのめされた多くの家族に心の整理をつけてあげたいと考えている。」と探検家で発見に貢献したミューレン氏は語る。軍人と民間人を合わせて約1060人の捕虜が失われ、979人のオーストラリア人がこの災害で亡くなったと推定されている。(Radio New Zealand/APR24, 2023)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/488561/discovery-of-freighter-closes-terrible-chapter-in-maritime-history