ポリネシア航海協会は、6月に4年間の太平洋周航に向け出航する。36の国と地域を訪問し、約400人の乗組員とともに43,000海里を航海する予定だ。6月15日、「Hōkūle'a」号は出航セレモニーを経てアラスカを出発する。ポリネシア航海協会は、この航海の目的は、若いリーダーを育て、世界中のコミュニティを巻き込みながら、1000万人の「プラネタリー・ナビゲーター」のムーブメントを巻き起こすことだと述べている。ポリネシア航海協会の最高責任者であるトンプソン氏は、この航海は海だけの問題ではないと語りこれは、発見を選択肢へと導き、子供たちにとって豊かな未来を築くために必要な行動を起こすための選択肢へと導くものだ。私たちは航海をとおして地域とのつながりを築き、この難しいミッションを達成することで地球との関係も取り戻したいと考えている。」と述べた。航海の予定は以下のとおり。
2023年6月~9月 アラスカ、ブリティッシュコロンビア、シアトル
2023年9月~11月 アメリカ西海岸地区
2024年1月~2月 メキシコ、中米、南米
2024年3月~12月ポリネシアを探る
2024年12月~2025年5月・ニュージーランド
2025年5月~2026年3月 メラネシア、ミクロネシア、パラオ
2026年3月~9月 西太平洋、日本終着点
2026年9月~12月 日本からロサンゼルスに移動し、ハワイ
2027年春~タヒチ
(Radio New Zealand/APR15, 2023)
太平洋地域
【芸術・文化・スポーツ】
4年間のカヌー探検 環太平洋36カ国(太平洋諸島)
2023.04.24