太平洋地域の17カ国から250名以上の地域別国内オリンピック委員会代表がオーストラリアに集まり、ブリスベン2032オリンピック・パラリンピック競技大会までの計画について議論した。中でも重要視されているのが、「Step Up Oceania」会議であり、2032年のブリスベンオリンピック・パラリンピックに向けたオセアニアの競技力向上を目指し、ハイパフォーマンス、コーチング、スポーツ科学、人材発掘に関する重要課題、優れた実践例、最新のイノベーションを探る重要なコミュニケーション・プラットフォームとして250名を超える参加者を集め開催された。参加者は、オセアニアの17の国際オリンピック委員会(太平洋島嶼国から15)、5つの準会員、国際および地域のスポーツ連盟、開催国のオリンピック・パラリンピック委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、オリンピック連帯、ANOC、連邦スポーツおよび連邦ゲームオーストラリア、太平洋ゲーム協議会、国際および地域のパートナーおよび機関、南東クイーンズランドの学術機関、などであった。また今回の会議では、オセアニアスポーツとSDGs戦略パートナーフォーラム、オリンピック連帯ワークショップとオリンピックマーケティングセミナー、第43回ONOC総会などが開催され、オセアニア地域の近隣諸国間の関係をさらに強化することとなった。(Radio New Zealand/APR19, 2023)
太平洋地域
【芸術・文化・スポーツ】
2032年ブリスベン五輪へ向けての計画(太平洋諸島)
2023.04.24