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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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WHOの地域責任者が職員へのパワハラでクビに(太平洋諸島)

世界保健機関(WHO)は、西太平洋地域の地域ディレクターが人種差別的、虐待的、非倫理的な行為をしていると職員から告発を受け、同ディレクターを解任した。WHOの歴史上、地域ディレクターが解任されるのは初めてのことだ。

AP通信によると、WHOのテドロス事務局長が水曜日に職員に送ったメールには、内部調査の結果「不正行為の可能性がある」と記されていたとのことだ。WHOの内部調査の概要によると、葛西氏はアジアで働く労働者に対して、「攻撃的なコミュニケーション、人前での侮辱、(そして)人種的なコメント」を含む嫌がらせを定期的に行っていたことが判明している。

テドロス氏は、新しい地域ディレクターを見つけるプロセスを来月開始し、10月に最終決定する予定であると述べた。Zsuzsanna Jakab博士が、代理の西太平洋地域ディレクターに任命された。彼女は2010年から2019年までWHOヨーロッパ地域局長を務めた後、2019年からWHO副事務局長を務めている。WHOのウェブサイトによると、Dr. Jakabは過去30年間、欧州疾病予防管理センターの創設ディレクターをはじめ、国内外で注目される公衆衛生政策の役職を数多く歴任してきたという。(Radio New Zealand/MAR10, 2023)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/485675/who-regional-head-sacked-after-harassing-staff