太平洋地域の指導者らは、地域主義に影響を与える問題を議論し、解決するためにフィジーで話し合いを持っている。
第5回太平洋諸島フォーラム（PIF）特別指導者会議は、重要な節目として、23日朝、ナンディ近くの観光地、Denarau島で始まった。昨年PIFからの脱退を表明したキリバスと、ミクロネシア地域の国々がフォーラムに戻ることがこの特別会合の重要な焦点となってる。キリバスのマーマウ大統領は、緊張の表舞台に立ち続けてきたPIFプナ事務局長の挨拶をうけた。"パシフィック・ウェイ" 。プナ氏は、挨拶を交わしながら、"言葉は必要ない "と付け加え、2年以上にわたる分裂と緊張が過去のものであることを示唆した。パラオのウィップス大統領は、スバ協定を通じて、過去の亀裂を修復することに重点を置くと述べたほか、先週開催されたミクロネシアの首脳会議でも、フォーラムが結束していることに自信を見せた。彼は、ミクロネシア圏が、ナウルのWaqa前大統領を次期フォーラム事務局長に推薦することに合意をしてることを、RNZ Pacificに明らかにした。ニュージーランドのSepuloni副首相は、ヒプキンス首相の代理として、会議に出席する予定である。Sepuloni副首相は、太平洋地域が中国やアメリカの影響を受けつつある今、信頼を得ることがこれまで以上に重要であると述べた。一方、オーストラリアのWong外務貿易大臣は、今回の会議に先立ち、キリバスを訪れた。キリバス政府は声明の中で、こうした両国の接触は初めてのことであるとしている。両首脳は、Tobwaan te Reitakiと呼ばれる覚書に署名した。この覚書は、重要な経済インフラ、国境や警察などの分野での協力に重点を置くものである。（Radio New Zealand/FEB23, 2023)
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太平洋の結束を再び取り戻す（太平洋諸島）
2023.02.24