MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > フィジー首相、太平洋・キリバス関係の修復を実感(フィジー, キリバス, 太平洋諸島)

フィジー首相、太平洋・キリバス関係の修復を実感(フィジー, キリバス, 太平洋諸島)

フィジーのラブカ首相は、最近のキリバスへの公式訪問を経て、キリバスとの関係修復に自信を見せた。1月20日ラブカ首相は、高官を率いてタラワを訪問。そこではキリバスの太平洋諸島フォーラムへの加盟が重要な議題となった。昨年7月のキリバスによる同フォーラム脱退は、地域の結束と連帯に亀裂をもたらした。マアマウ大統領は、現事務局長の任命を含む多くの重要な決定において、PIFが公平、平等、包括性の懸念に対処できていないと主張し、スバでの年次首脳会議への出席を拒否した。太平洋諸島フォーラムの議長国であるフィジーの新連立政権は、キリバス政府と協議し、他の優先事項の中でも特に傷ついた関係を修復するため、今回の訪問となった。

謝罪を受け入れたマアマウ大統領は、ラブカ首相と彼の政府が信頼、尊敬、理解というパシフィック・ウェイを回復するために大胆な一歩を踏み出したことを称賛し「キリバスは、受け入れ、和解、平和、統一というパシフィック・ウェイに通じる兄弟愛を本当に感じている」と述べた。マアマウ大統領は、フィジーは常に学生や労働者を含むキリバス国民に門戸を開いてきたと述べた。一方ラブカ首相は次のように述べた。「パシフィック・ウェイ ということだ。私たちが逸脱し、地域的でない他の考え方を採用するとき、私たちは簡単にお互い反目し合う傾向にある。しかし、パシフィック・ウェイで考えれば、フォーラムから脱退してしまうというダメージも簡単に修復することができる。だから、会談に入る前にフィジーの儀式であるボカやセブセフ、そして謝罪の儀式を行うことにしたのだ。」(Radio New Zealand/JAN24,2023)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/482993/fiji-leader-feels-he-has-repaired-pacific-kiribati-relations