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フィジーの新章-ラブカ氏が連立政権を主導へ(フィジー)

シチベニ・ラブカ率いるフィジーの主要野党は、フランク・バイニマラマのフィジー・ファースト政権を退陣させるため連立を組んだ。フィジー総選挙の有力政党である社会民主自由党(ソデルパ)は、人民連合(PA)および国民連合党(NFP)と提携し、フィジー・ファーストの8年間の支配を終わらせるために新連立政権を樹立すると宣言し、スバでは一夜にして歓喜の光景が繰り広げられた。この決定は、3 日間にわたる激しい交渉の末、ソデルパの 30 名からなる運営委員会による無記名投票(16 名が PA-NFP 提携に、14 名がフィジー・ファーストに投票)でなされた。この結果は、クーデター指導者から首相になったバイニマラマ氏による 16 年間の政治支配という一つの時代の終焉を意味する。ソデルパの交渉責任者であるJale氏は、PA-NFP につくという決定は軽々しくできるものではなく、全ての政党からの申し出を十分に検討したと述べた。「党の進むべき道を決定するのに、特に、連立政権を樹立するためのパートナーの選択には何日もかかった」と語った。しかし、フィジーでクーデターを起こしたこともあるラブカ氏は、「もう済んだことだ」と語った。「我々は選挙管理委員会に感謝している。しかし、今はもう水に流そう。私たちは皆、そのことに背を向けて、一緒に働くことができると確信しています」とラブカは語った。NFPのリーダーであるPrasad氏は、「PA-NFP-Sodelpa政権がラブカ新首相の下で指導する準備ができたことを確認する公式連絡が大統領閣下に送られる予定である」と述べた。連立政権のリーダーたちは、フィジー国民にこの早いクリスマスプレゼント、強力で統一された連立政権を贈ることができることを喜んでいると述べた。一方で、ラブカ氏は、厳しい選挙戦であったことを認めながらも、「新政権がこの国の権力を握るとき、新しい時代が始まることをフィジーの人々に約束する」と述べた。ラブカ氏はは1992年から1999年までフィジーの首相を務めた。退任するフランク・バイニマラマ首相はまだ政権に関して譲歩をしていない。フィジー・ファースト党のFacebookページは4日間更新されていない状態だ。(Radio New Zealand/DEC21, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/481170/new-chapter-for-fiji-rabuka-to-lead-coalition