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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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ソロモン諸島警察に銃を提供 (オーストラリア)

The Royal Solomon Islands Police Force (RSIPF、ソロモン諸島の国家警察)は、オーストラリアの支援により、11月2日、60丁のライフル銃を受領した。MKN60は、オーストラリア連邦警察(AFP)ポリシングパートナーシッププログラム(RAPPP)の下、Rove本部でRSIPFに引き渡された武器のうちの一つだ。また、この他に車両も含まれている。ソガバレ首相の立会いのもと、RSIPFの隊員たちはこれらの武器を操作することになり、証明書を授与された。ソガバレ首相は次のように述べた。「今日、私たちが目にしたものは、一夜にして決定されたものではなく、それぞれの政府が何ヶ月もかけて計画し、議論した結果である。我々は、セキュリティ能力の基準の欠如を認識しており、これらのギャップをどのように補強するのが最善であるかを議論してきた。」 と述べた。さらに、「長く、戦略的な議論だったが、今日、この議論の成果を目の当たりにすることができ、うれしく思う。」とし、政府は政策の中でも安全保障を優先していると述べた。ソガバレ首相は「私は、治安維持だけでなく、社会経済の発展にも警察の装備が必要であることを訴えたい。法と秩序は発展を促すものであり、主権国家として、自らをよりよく守り、安全保障の使命を果たし、脅威に立ち向かうことができるようにすることが重要だ。」「なぜ私たちがこれほどまでに安全保障に力を入れるのか、その答えは簡単だ。それは、私たちの能力が限られているからだ。そして、その能力を高めることが必要なのだ。」「政府は、すべての個人が脅迫におびえることなく自由に生活できるように、安全で安心な環境を提供するつもりである。」と付け加えた。さらに、「警察が必要としている信頼と尊敬を取り戻すことが政府の願いであり、この能力の提供と今後必要な訓練は、その方向への正しい一歩となる」と首相は述べた。首相はまた、警察部隊のための武器向上プログラムには、それが悪人の手に渡らないよう安全に保管されることを含め、多くの努力が払われていることを承知していると述べた。
一方ソロモン諸島のジャーナリスト、ドロシー・ウィッカム氏は、オーストラリアの支援に対して次のように述べている。「オーストラリアと中国は、我が国を再び銃社会にしてはならない。国全体で1700人しかいない警察官を武装させるなんておかしい。武装させるのではなく、地域警察を増やすべきだ。さもなければ、近い将来、我々は後悔することになるだろう」と、ツイッターで述べた。(Pacific Island News Association/NOV02, 2022)
https://pina.com.fj/2022/11/02/australia-provides-guns-to-solomon-islands-police/